軽石質の火山砂礫が風化した薄黄色の土で、栃木県鹿沼地方で産出されます。有機質をほとんど含まない酸性土で、通気性・保水性にすぐれ、酸性の土を好むサツキやツツジの用土として普及しました。国内の山野草もpHの相性がよいです。赤玉土よりやや硬く、団粒構造がしっかりしているので水はけが期待できます。水を含むと鮮やかな黄色に、乾くと白っぽくなるので、水やりのタイミングが正確にわかります。
採掘した鹿沼土をハウスの中で天日干しします。コンクリートの上で乾燥しますので、収縮率の良い、固くつぶれにくい鹿沼土になります。この時、異物を取り除いていきます。
乾燥した鹿沼土は、ふるいによって大きさを選別をし、その後、包装機にて計量、充填します。